宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」
天気輪の柱が何度か登場する。この天気輪の柱とは何なんだろう?
私たちは、(谷口・渡部) 天文現象として真夜中に見ることができる対日照としても説明できると考えた。
 2020年から岩手県に入って撮影を続けている。十月から十一月には、岩手山の上にそそり立つような対日照を肉眼でも確認できた。

賢治の見た星空


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天気輪の柱は、対日照か!詳しくは、「天文学者とめぐる宮沢賢治の宇宙」(丸善)をご覧ください。


 
 建造物としての最有力候補 南昌山の石仏        建造物候補 五輪峠の五輪           建造物候補  岩手山の石仏


  
 岩手山の背景に細長く伸びる対日照    雫石スキー場 火星の上下に淡く輝く対日照   八幡平県民の森 火星から斜め右に走る対日照      

桔梗色の空の謎? 「銀河鉄道の夜」には、桔梗色の空が登場する。私たちは、夜空の空を青をすると、そこに赤い色を混ぜれば桔梗色になると考えた。その赤い色が「赤い夜光」である。岩手県の空には、頻繁に赤い夜光が出現していることがわかった。しかし、肉眼ではこの夜光をまだ確認できていない。 ぼんやりと明るくなっていることはわかるのだが、、、。賢治には見えたのだろうか?これも謎である。